一般的な大量部数に適した高速印刷機は、ガスの燃焼によって印刷後のインキを熱風乾燥させるためのドライヤー設備(ヒート装置)が組み込まれています。NTT印刷のノンヒートエコロジー印刷では、ハイスピードでありながら、ドライヤー設備を利用しないという(ノンヒート)輪転印刷機を使用しており、乾燥時にCO2が発生しません。結果として印刷工程で63.7%※のCO2排出を削減することができます。
※A4判、64ページの冊子を10,000部製作した場合の、印刷工程でのCO2削減量(自社比較)。
また、ノンヒートエコロジー印刷のメリットは、印刷時のCO2排出量削減だけではありません。ノンヒート対応用紙をお選びいただくことにより、印刷物の重量・体積も大きく軽減することができます。用紙仕入れや製品発送にかかる輸送時のトラック等からのCO2排出量も低減します。もちろん、材料コストや輸送コスト、保管コストなど、さまざまな経済的コスト削減にも大きなメリットがあります。